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16- D- 1040 201 7 年 2 月 2 4 日
株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。
大和証券オ
フ
ィ
ス
投資法人
(証券コード:8976)【据置】
長期発行体格付 AA−
格付の見通し 安定的
債券格付 AA−
■ 格付事由
(1) 本投資法人は、大和証券グループ本社をスポンサーとする J - RE IT 。東京主要 5 区に所在し、概ね 2, 000 ㎡以上のオフィスビルを主な投資対象とし、中規模オフィスビルを主要な投資対象とする J - RE IT として 最大規模を有する。大和証券グループでは不動産アセット・マネジメント・ビジネスの拡大を掲げ、近年、 同事業に対するコミットメントを強めている。
(2) 非不動産会社系 RE IT であることを生かしたソーシング戦略のもと、不動産の取得競争が激化するなかで も、多様なルートから東京主要 5 区を中心に継続的にオフィスビルを取得している。この 1 年間でも 7 物 件・約 368 億円の物件を取得し、現在のポートフォリオは54 物件、取得金額総額約4, 693 億円となる。 従前から、物件の集中度について懸念されていた「新宿マインズタワー」の取得価格比率は、資産規模の 拡大により直近では 28. 5%まで低下している。また、ポートフォリオに占める大口テナントの割合も低 下しつつあり、その結果、ポートフォリオの分散化、キャッシュフローの安定化が従前より進展している。 テナントリーシングでは、安定したテナント動向に係るトラックレコードが継続され、財務面では 16 年 8 月に 3 年連続となる公募増資を実施し、総資産ベースのL T V を 40%前半の水準でコントロールするな ど保守的な財務運営が継続されている。以上を踏まえ、格付を据え置き、見通しを安定的とした。 (3) テナント退去率は低く、稼働率は高水準で推移し 16/ 11 期末で 97. 7%となる。テナントの退去が発生し
た物件の埋戻しも順調であり、17/ 5 期末、17/ 11 期末ともに高い稼働率が確保される見通しである。収益 状況については、契約更新時・テナント入替時において賃料上昇が見られ、ポートフォリオ全体の NOI 利回りは約 4%まで回復している。ただし、最大物件である「新宿マインズタワー」の NOI 利回りは依然 として 2%台半ばの水準に留まり、同物件を含めた賃料改定状況などのパフォーマンスの向上やキャッシ ュフローの継続的な安定性にむけた資産運用会社の取り組みについて引き続き注目していく。
(4) 財務面では、これまでにスポンサーの信用力を背景にレンダーフォーメーションの強化、有利子負債コス トの削減、有利子負債の長期化・金利の固定化を進めてきた。総資産ベースの L T V は上限値を 50%とし ているが、当面は 40%前半を意識した水準でコントロールしていく方針である。ポートフォリオ全体の 含み損益率は、鑑定評価額の上昇等により直近では 9.8%まで回復し、その結果、時価ベースの L T V は総 資産ベースの L T V :42.3%よりも低い 38. 7%となる。
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【新規に取得した主要物件の概要】 日廣ビル
本物件は西新宿エリアに所在するオフィスビル。最寄駅である「新宿」駅は国内最大級のターミナル駅で あり、J R 各線をはじめ東京メトロ丸ノ内線、都営地下鉄大江戸線・新宿線、京王線、小田急線などの複 数の路線が利用可能であり交通利便性に優れている。また、業務集積度が非常に高いことから、多種多様 な業種によるニーズが見込まれるエリアである。
本物件は、地下2 階付地上11 階建、延床面積 10, 313 ㎡の規模を有する。ワンフロア約199 坪の整形に より、フレキシブルなレイアウト対応が可能である一方、基準階天井高が 2, 540 ㎜と、最新のオフィスビル と比べてやや低い。なお、築後約 26 年経過しているものの維持管理状態は良好である。
取得日:16 年 3 月 29 日
取得価格:13, 710 百万円(ポートフォリオ比:約 2. 9%)
■ 格付対象
発行体:大和証券オフィス投資法人 【据置】
対象 格付 見通し
長期発行体格付 AA- 安定的
対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付
第 3 回無担保投資法人債(特定投資 法人債間限定同順位特約付)
30 億円 2014 年 9 月 12 日 2019 年 9 月 12 日 0. 42% AA-
第 4 回無担保投資法人債(特定投資 法人債間限定同順位特約付)
21 億円 2014 年 9 月 12 日 2024 年 9 月 12 日 1. 00% AA-
格付提供方針に基づくその他開示事項
1. 信用格付を付与した年月日:2017 年 2 月 22 日
2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:杉山 成夫
主任格付アナリスト:杉山 成夫
3. 評価の前提・等級基準:
評価の前提および等級基準については、J C R のホームページ(http: / / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に「信
用格付の種類と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。
4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:
本件信用格付の付与にかかる方法(格付方法)の概要は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付
関連情報」に、「J - RE IT 」(2014 年 6 月 2 日)の信用格付の方法として掲載している。
5. 格付関係者:
(発行体・債務者等) 大和証券オフィス投資法人
6. 本件信用格付の前提・意義・限界:
本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。
本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性
の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので
はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外
の事項は含まれない。
本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま
た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入
手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。
7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:
・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表
・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明
8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:
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独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、
当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。
9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし
■留意事項
本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また
はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、
的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また
は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、
金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因
のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ
って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも
のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として
発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ
を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。
■NR S R O 登録状況
J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ
スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則
17g-7(a)項に基づく開示の対象となる場合、当該開示は J C Rのホームページ(http: / / www. jcr. co. jp/ en/ )に掲載されるニュースリリースに添付していま
す。
■ 本件に関するお問い合わせ先